ハッと気が付いた時には、彼女は彼の腕の中に捕らえられていた。
「今はただ、黙てワタシに抱かれてくれないか?」
フェイタンは言った。***は答えの代わりにフェイタンに顔を近付けると、その口元を覆うマスクの上からそっと自分の唇を押し付けた。
布越しに感じる彼女の唇の柔らかさ、そして吐息の熱さに、フェイタンは軽い目眩さえも覚えた。
今書いているのは、一周年記念でアンケートを取った時、一位になったお話です。タイトルは『流氓』。どうもまた、かなり長くなりそうです。
決定したシーンから少しづつ書き進めてはいるものの、まだプロットをいじっている段階なので、もう暫く時間かかりそうです。
でもその企画は初めからノンビリやるつもりなので(オイ)どうか長い目で見守ってやって下さい。


