![]() | 弥勒世(みるくゆー) 上 (2008/02/21) 馳 星周 商品詳細を見る |
久々の読書感想文です。やっと読めたぞ馳さんの新刊(もはや新刊じゃないか/汗)
今回の話は沖縄が舞台。馳さんも昨今の沖縄ブームに乗りましたか! なーんて軽いノリでは決して無く、沖縄は沖縄でもまだ米国占領下にあった頃の話。返還間際の沖縄県民の感情を、馳さんらしい視点で抉ってます。
この本は沖縄の歴史の悲惨さを、知識として与えるのではなく、骨肉に知らしめてくれます。読前と読後には沖縄に対する、というか、自分達が住んでいる日本という国に対する見方が変わると思います。
本の帯に馳ワールドの新境地とありましたが、これは本当に新境地だと思います。ジャンル的にはノワールというより近代史ものかな。でも以前からの黒々とした馳ノワールが好きな方も、勿論それ以外の方も、絶対満足出来る本だと思います。
以上、一般向けな感想文でした。こっからは馳星周さんのファンとしての、偏見にまみれた感想文となります(笑)



