活字中毒な日記、また現在進行中の小説(二次創作)を一部公開。
東山彰良『愛が噛みつく悪い星』
今回は東山さんの5作目!

愛が噛みつく悪い星 愛が噛みつく悪い星
東山 彰良 (2006/05/20)
光文社
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事の始まりはヤクの運び屋をやっている『プロザック漬けの喧嘩の達人』ハービーと、『禁治産者レベルの阿呆』トイトイが仕出かしたヘマが切っ掛けだった。
『異常に口が達者な卑怯者』智也はそんな二人にウンザリしつつも、何故か離れられない腐れ縁。そこに『元いじめられっこで今もいじめられっこのオマワリ』柴尾が加わり、更に「謎のパラノイア」や、「ストーカー女」が絡み合って4人の運命は負い目負い目へと転落し続ける……。


めっちゃ笑えたー。本当に可笑しかったー!! これまでの東山さんのCOOLな世界とはまた違って、今回は直球な笑いを全面に押し出した作品です。
ストーリーは章ごとに視点者を変えてくる一人称スタイル。智也、ハービー、柴尾(そして謎のパラノイア)がそれぞれ交代で物語を進行していってくれます。
しかしメインキャラの一人である「トイトイ」の視点で語られる章がないのは、やっぱ彼がモノローグさえ覚束ないアホだからなんでしょーか(笑)

とにかく登場人物一人一人がサイコー。何ていうか、やはり類は友を呼ぶというべきか、変なのばっか良く集まった! ハッキリいってどーしょーもない奴ら、個人的には出来れば一生関わりたくないのばっか(笑)
そんな奴らの、傍から見れば気がオカシクなっても仕方がないほどの、悲惨で報われない日常。それでも暗く陰鬱にならないのは、彼らが底抜けにタフだから。

幼い頃のトラウマからオカマと言われるとブチ切れて『一瞬だけ』強くなる智也がサイコーに可笑しかった。あと、ほんの数行だけど「ワイルドサイドを歩け」FANには嬉しい描写がありました。IZZY〜!!

勿論ただ笑えるだけじゃありません。物語の底辺に漂うペーソス、ちりばめられたワイズクラック。ラストなんかも、ちょっとグッとくる。ベートーベンのCDって、そうか、そーだったのか。その辺ハッキリ書かないのが東山さんらしい憎い演出です。結局ハービーは智也に救われ、智也もハービーに救われるのね。腐れ縁は世界を回りながらも続く!

そんな訳で『愛が噛みつく悪い星』、サイコーに面白かったです。これで東山さん作品は、『ラム&コーク』が手に入るまでは一段落。『ネウロ』の小説はどーしよーかな。それを読むにはやっぱ原作のコミックから読破しないとだよね。某君によれば凄い面白いらしいけど……今、何巻まで出てるんだ? えっ、11巻!? ううーん……と、とりあえず保留かな(汗)

さて、本ばっか読んでないでいい加減サイトの小説も書けよってな話ですが、2〜3日中に久々にポルノでも上げようかな、なーんて思ってます。裏夢、お問い合わせやリクが多いんでね。望まれるのはありがたい事です。ストックがフェイ受けしかないから、おそらくフェイ受けになります。upした際にはまたどうぞ宜しく〜。



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