その時、それまで黙っていた黒髪をオールバックにした男がいった。
「そんなもの、シャルのハッキング技術があれば訳ないさ」──クロロだ。
クラウドはそういったクロロを振り返る。
「だがこんな場所で、たった二台のパソコンでか?」
「信じられないか?」
クラウドは黙り込む。するとクロロはいかにも状況を楽しんでるといった様子でいった。
「だから警察はいつも犯罪に出遅れるんだよ。後追いの捜査ばかりやってるからな、可能性への想像力がないんだ。犯罪者の向上心を舐めない方がいい。彼等はいつでも命掛けだからな。そして、そういった人間に進歩は必然だ」
クロロはそういうと、ニッと笑った。クラウドは呆気にとられた。確かにそれは自分でも常々感じていた事だ。しかしそれについて、まさか犯罪者から直々に説教を受けるとは思わなかった。
長編『職業兇手』のラストへの構想がやっと固まりました。しかし、どうしても残り話数が増えそうなので、ブックの方、プロローグと第一話を一つの話に纏めました。
現在26話目の執筆に取りかかっております。戦闘シーンだぜ、イエー。以前は苦手だったけど、最近書くの好きになってきました。その一部でもお見せしようと思うんだけど、そうなるとかなりネタばれになるので止めておきます。
上は25話より。予定では26、27で本編終了。epiを書いて、後書き書いてって感じかな。頑張ろう! ラストまで書けたらガンガンUPしますので、待ってて下さいね!!


