![]() | キューバ・リブレ (小学館文庫 レ 1-2) エルモア・レナード (2007/11/06) 小学館 この商品の詳細を見る |
都会派クライム・ノベルの巨匠が描く、1898年の混乱期のキューバを舞台にした歴史冒険ロマン。本作は1998年にアメリカで出版され、翻訳は本邦初。訳はレナード作品を他にも数多く手掛けている高見浩さんで、安心して読めます。
主人公はニューオーリンズ出身のカウボーイ、ベン・タイラー。一本気で男気溢れる性格ながらも、どこかすっとぼけてます。彼には銀行強盗の前科があるのですが、その強盗の理由が素晴らしい。理屈じゃなく、筋なんだな。
物語はタイラーが大富豪ブドローの愛人、アメリアとの運命的な出会いを軸に急展開。そう、相変わらずレナードの小説は展開が予測できない。今回も主人公がいきなり投獄されちゃうしビックリ! 本当に最後の結末まで、誰が生き残って誰が勝つのかが分からない。
可愛いだけじゃないヒロイン、アメリアも良いです。彼女は物語が進むにつれ、どんどん好きになったな。また食えないと言えばビクトール。その狡猾さと老獪さが、とにかくたまらないジイさんです。
クライマックスには胸のすく銃撃戦も見せてくれます。そしてラスト、主人公側が完全な勝利を納めた訳ではないけれど、まあ、ありかな? 愛を手に入れ、金は逃したって感じか。タイラーの言葉の様子では、まだ金も諦めている様子では無かったけどね(笑)
レナード作品は主人公が犯罪者であれ、警官であれ、ある意味「勧善懲悪」の世界で気持ちいいです。あっと驚く意外な結末でありながらも、こうでなくっちゃ! と思わせるものがあるよね。そんな訳で久々のレナード、存分に堪能しました♪
ちなみにエルモア・レナードは私が好きな作家、東山彰良氏や、映画監督のクエンティン・タランティーノ氏が愛する作家でもあります。そう、いわゆる私の好む世界です(笑)
以下、私信になります。
先日、拍手msgを下さった久遠さま! 伊坂氏の『陽気なギャングが地球を回す』は勿論読んでいますよ〜。映画も見たし。私的にあの作品は必読図書だと思ってます。伊坂幸太郎氏も好きな作家です。
ただ『陽気な〜』を読んだのはかなり前だったので、その時はあまり旅団を意識してませんでした。でも和気あいあいと悪事を目論む、楽しげな小悪党集団って良いですよね♪
またそう言われてみると、映画では佐藤浩一が扮した響野とかは、同人とか夢小説でよく見る口八丁のクロロかも(笑)
「ここが旅団だー!」というポイントなどありましたら、また教えてやって下さいね! 蔵書を掘り出した時にでも読んでみます。もちろん今度は旅団を意識して! メッセージありがとうございました^^
ただ『陽気な〜』を読んだのはかなり前だったので、その時はあまり旅団を意識してませんでした。でも和気あいあいと悪事を目論む、楽しげな小悪党集団って良いですよね♪
またそう言われてみると、映画では佐藤浩一が扮した響野とかは、同人とか夢小説でよく見る口八丁のクロロかも(笑)
「ここが旅団だー!」というポイントなどありましたら、また教えてやって下さいね! 蔵書を掘り出した時にでも読んでみます。もちろん今度は旅団を意識して! メッセージありがとうございました^^



